長野新「鉄陶」

５月２日（木）、「ギャラリーカフェラルゴ」（さいたま市中央区）にて開催されている、市内在住の長野新さんによる作品展「鉄陶」を訪問しました。

長野新さんは、昭和３８年に人間国宝に認定された初代長野垤志さんのご子息で、２代目長野垤志さんが昭和４８年に開設した市内の自宅に隣接する「長野工房」で、現在も和銑（砂鉄を原材料に日本古来の製鉄法で作る鉄のこと）を使い作品を製作されています。

今回の作品展は、陶芸作家 佐藤典克さんと共同での作品展で、長野さん製作の茶釜や佐藤さん製作のお茶碗などを使用して、長野さんの奥様のお点前によるお抹茶を大変美味しくいただきました。

今後も、高度な匠の技の素晴らしさを多くの方々に知ってもらうとともに、日本古来の伝統を未来へ継承されますことを願っています。