【第70回知覧特攻基地戦没者慰霊祭】

5月3日(金)、鹿児島県の「知覧特攻平和会館」隣の「知覧特攻平和観音堂」にて開催された、「第70回知覧特攻基地戦没者慰霊祭」に参列しました。

知覧特攻平和会館では、昨年7月から10月にかけて開催された『学鷲の軌跡―学徒出陣80年―』の企画展において、桶川飛行学校平和祈念館についてご紹介いただくとともに、印刷物の配布等を行っていただきました。知覧特攻平和会館で桶川市飛行学校平和祈念館のことを知り、桶川市まで足を運ばれた方もいらっしゃいます。

また、桶川飛行学校平和祈念館では、今年の2月から「桶川から知覧へ―第七十九振武隊隊員の記録―」と題した企画展示を実施しており、この企画展示に当たっては、第七十九振武隊の資料を所蔵している知覧特攻平和会館にご協力をいただきました。

慰霊祭には、桶川飛行学校で教官を務め、当時最年長(当時32歳)で知覧から出撃された特別攻撃隊第二十三振武隊隊長の伍井芳夫大尉の次女で、桶川市遺族連合会の臼田智子会長もご子息やお孫さんらとともに参列されました。

今年戦後79年となりますが、改めて、多くの尊い犠牲のもとに現在の平和があることを深く胸に刻み、悲惨な戦争を二度と繰り返さぬよう、恒久平和を願う施設として、今後も引き続き桶川飛行学校平和祈念館を活用していきたいと思います。

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