北海道産ホタテを使用した学校給食
3月5日(火)、市内小・中学校にて、北海道産ホタテを使用した学校給食が提供されました。
東京電力福島第一原子力発電所の処理水放出に伴い、一部の国・地域で日本産水産物の輸入停止をしたことで、水産業者がホタテ等の水産物を出荷することができず厳しい状況となりました。
そこで、(一社)日本海老協会では、北海道産のホタテを全国の学校や保育園などに流通させ、生産者を支援する取組を行っており、桶川市でも同協会よりホタテを市内全小・中学校の給食食材としてご提供いただきました。
東日本大震災から今年で13年目となり、震災を知らない児童・生徒も多くなった昨今、今なお、原発事故の影響を受けている地域や暮らしがあることを子どもたちに知ってもらうとともに、私たちが出来る支援について考える契機となればと思います。
当日は私も、ちょうど13年前に生まれた小学校6年生の児童と一緒に、ホタテ貝柱入りクラムチャウダーの給食をとても美味しくいただきました。
こうした機会に、児童・生徒たちが震災などのの災害について考えるきっかけとなり、また、震災で大変な日々を過ごしている人たちに思いを寄せていただけたらと思いました。
<献立>
ホタテ入りのクラムチャウダー、きな粉揚げパン、ヨーグルト、牛乳
※ホタテを使用した給食は5日(火)に9校、12日(火)に2校で提供されます。