全国初の車いす警備員2級検定合格

1月30日(火)、東京2020パラリンピックで車いすの警備員として警備業務に従事した市内在住の濱田久仁彦さん(株式会社ゼンコー所属)が、「施設警備業務検定2級」に合格し、その報告に市役所を訪問してくださいました。

濱田さんは、1歳の時にポリオ(小児まひ)を患い60年近く車いすを手放せない生活を送っています。埼玉県警察の職員として40年近く勤務し、現在は民間の警備会社に在籍しており、2020パラリンピックでは、競技会場で手荷物検査などを行う警備業務に従事されました。

濱田さんは、昨年の春頃から警備業法で定められている国家資格「施設警備業務検定」2級の取得に向けて準備を進め、昨年11月に行われた検定試験に見事合格されました。

この度、埼玉県公安委員会から正式に「合格証明書」が交付され、検定に合格した全国初の車いす警備員になられました。

果敢に新たな事へチャレンジし続ける濱田さんの姿に、とても元気と勇気をいただきました。