桶川小学校体育館エアコン設置状況の視察
桶川市では近年の記録的な猛暑を鑑みて、児童生徒が安心して学習できる環境を整備するため、令和5年度から令和7年度までの3年間で、市内全小・中学校の体育館にエアコンの設置を進めています。
この日、グラウンドに設置した測定器では、気温37.1℃が表示され、体育授業や外遊び・部活動の実施の目安として活用されているWBGT(暑さ指数)(※)は、32.7℃の「厳重警戒」レベルが表示される猛暑となっていました。
一方、エアコンが稼働している体育館内で測定したところ、温度は24.4℃、暑さ指数は19.3℃の「安全」レベルが表示され、とても快適で安心して体育やスポーツ活動を行うことが出来る環境となっていました。
小・中学校の体育館は、災害が発生した際には避難所にもなります。災害発生リスクが年々高まる中、子どもたちの熱中症予防対策と合わせて、いつ発生するが分からない災害に対する備え(防災機能の強化)としても、エアコン設置の効果を感じることが出来ました。
※暑さ指数(WBGT)
①湿度、②日射・輻射など周辺の熱環境、③気温の3つを取り入れた指標で、単位は気温と同じ℃を用いる。
<エアコン整備状況>
【整備済】
令和5年度:桶川小学校、加納小学校、川田谷小学校、桶川西小学校
【整備中】
令和6年度:桶川東小学校、日出谷小学校、朝日小学校
【整備予定】
令和7年度:全中学校(4校)