拉致問題に関する授業を見学

2月28日(水)、桶川東中学校の社会科の授業で行われた、拉致問題に関する授業を見学しました。

桶川市では、市内中学校において、社会科の時間を利用し拉致問題について学ぶ授業を毎年行っています。

今回の授業では、政府の拉致問題対策本部制作のアニメ「めぐみ」を視聴し、残された家族の苦悩や懸命な救出活動を知るとともに、1977年に北朝鮮に拉致された、当時中学生だった横田めぐみさんが奪われたものと「子供の権利条約」を関連付けながら拉致問題に対する理解を深めるといった内容でした。

生徒達からは、拉致によって家族との時間や友達との生活、めぐみさんの日常・将来・人生そのものが奪われてしまった等の意見が出ていました。

拉致問題は、個人の尊厳や基本的人権を侵害する重大な犯罪であり、生徒達にも、わずか50年ほど前の日本で、北朝鮮工作員により多くの日本人が拉致されたという事実があったことを知ってもらうとともに、一日も早い拉致問題解決を祈るばかりです。