おけがわ文芸年間優秀作品表彰式

1月22日(水)、「令和6年広報おけがわ「おけがわ文芸」年間優秀作品表彰式」が開催されました。

桶川市には、毎月、「広報おけがわ」に応募のあった俳句・短歌の中から選ばれた作品を掲載するコーナー(おけがわ文芸)があります。

今回の表彰式では、「おけがわ文芸」に掲載された作品の中から、年間の最優秀賞と優秀賞に選ばれた方を表彰させていただきました。

どの作品も作者の想いや情景が伝わってくる素晴らしい作品だと思いました。限られた文字数の中で情景や思いを詠う受賞された皆さんの表現力にとても感服いたしました。

【俳句部門】

最優秀賞
ガラス器の音の響きや夏料理  清水 幸子 様

優秀賞
夏の夜ランタン登る星の中   長澤 伸子 様

優秀賞
島々の繋ぐ風来る花みかん   山口 宏子 様

【短歌部門】

最優秀賞
薫風に嫋なる竹のかつかつと音軽やかな帰路の道行く
               安中 久遠 様

優秀賞
雷鳴が遠のき雲の隙間より陽射しに二重の虹立ち上がる
               秋山 義男 様

優秀賞
木漏れ日はもみじを青く染めあげて淡いあかりの慎ましきかな
               熊井 はるみ 様